当日は多くの方に来ていただき,ありがとうございました!
若干,準備不足な所が否めず,分かりにくい部分もあったかと思います・・・
すみませんでした m(o・ω・o)m
さて,せっかくお話をさせてもらいましたので,
簡単ではありますが,こちらのブログの方に上げさせて頂きます!!
質問はいくらでもバッチコーイ щ(゜д゜щ)
ということにさせていただきますので 米をドンドンおよせください!!
タイトル: 『ガンダム大地に立つ!!』の力学
コンテンツ
- 二足歩行基礎論
- 転倒制御
- 宇宙空間に手足はいるのか?
1.二足歩行基礎論
さて,人型の身体構造をしているモビルスーツ(以下,MS)は重力下(コロニー内含む)では
一般的に二足歩行をしています
パイロットはMSの足の軌道を事細かに指定してないのに,
MSは歩くことが可能なのは 半自律的に動作を生成しているためです.
初めに,この二足歩行の力学から考えてみましょう! (`・ω・´)キリ
静力学的な観点から考えれば,
MSの重心の地面への投影点が
地面と設置している凸方(簡単にいえば足裏の接地面)の
内部にあればMSは転倒しません
この状態を保っている歩行を「静歩行」と言います
これにたいして,これが保たれない状態を含む歩行を「動歩行」と言います
多くのMSは歩幅に対して,足裏は小さいので動歩行状態となります
まずはこの動歩行の力学について考えてみましょう
動歩行は静力学的には不安定(つまり,こける)のに
どうして安定(こけない)に動作を実現できているのか?
それはこけるまえに片方の足を地面に着いているためです,簡単に言えばw
もう少し,学問的に言えば,
体を支持している脚(以下,支持脚)で体を移動させている間は「連続時間」の上では
不安定でいつかは体は転倒していしまいますが,
もう片方の脚(支持脚に対する言葉として遊脚)が地面に接地すると
支持脚と遊脚が入れ替わって 初期状態に戻ります
この「離散的」な力学変化が歩行全体を安定化させているのです
小まとめ ( ´∀`)
- 支持脚で立っている間は不安定(連続時間系)
- 支持脚交換によって歩行全体としては安定(離散的な変化)
パイロットの指令に基づいて,自在な位置に歩行を実現するためには
どのような運動計画をしないといけないのか?
物理の常識ですが・・・
MSに限らず,物体は力を得ることで運動状態を変化させます
そのため,(`・ω・´)
歩行を制御するためには地面から受ける力が重要になってきます!!
そのため,足の着く位置を力として考えたいと思います
そこで重要になってくるのが “ZMP (Zero Moment Point)”
ZMPは足裏が受ける力のモーメントの釣り合い点とし点として定義されます
簡単に言うと,地面からMSが受ける力の代表点のことで,
ZMPは必ず足裏の内部に存在します
これによって,足の着く位置とMSの力学的な関係が得られますので
MSはZMPとMSの重心の関係式(微分方程式)をもとに
ZMP(足の着く位置)から重心の軌道を計算します
そして,重心の位置からロボットの全身運動を得るのです!
えー
少々,長くなってきましたので
今回はここまでとさせていただきます
ではでは
続きはまた今度~~
ヾ(。・ω・。)
続きはこちら: http://bapcafe.blogspot.com/2010/08/2.html
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