2010年8月9日月曜日

第1回 BAP cafe 終了!


86日、第1回 BAP cafe が無事終了しました。


開催の告知をするのが直前になってしまい、当日どれくらいの人に来てもらえるか心配でしたが、おかげさまでBAP内外から15名程度の方が来ていただきました。第一回目の開催ということで、どのような雰囲気になるのか予想がつかなかったのですが、始めてBAPの活動に来て頂いた方々からも活発に質問が出て、第一回BAP cafeは大成功だったんじゃないかと思います(反省すべき点ももちろんありますが)。


今回のBAP cafeでは、情報理工学系研究科知能機械情報学専攻・博士課程在学中の尾形さんと細野さんにお願いしました。尾形さんのお話は、二足歩行ロボットに関する研究について。私は尾形さんが随所に散りばめていたガンダムネタが全く分からず、時折残念な思いをしましたが、ガンダムファンの食いつきといったらすさまじく、二足歩行ロボットというのは人類の大きな夢であり憧れなんだなーと改めて思いました。二足歩行の"ミソ"は、こけるように崩れたバランスを取り戻そうと前に進んで行くことだそう。しかもロボット研究者がそれに気づくのに、30年近くかかったとか。我々人間の行動の仕組みの奥深さに感心してしまいました。


細野さんには「福祉工学」とご自身の研究に関してお話していただきました。福祉工学はその言葉が示す通り、医学と工学の結びついた学際的な分野で、例えば、寝たきりの老人の床ずれを防ぐための機器開発が行われていたりするそうです。まずびっくりしたのが、現場で使われている言葉でした。お医者さんが使用する言葉に準拠しているそうで、仰向けに寝ている姿勢は「仰臥位(ギョウガイ)」床ずれは「褥瘡(ジョクソウ)」、外側のくるぶしは「外踝(ガイカ)」。聞いただけでは何を言っているのかさっぱり(笑)。そういえば、Panasonicから発売されたダイエット用の某乗馬マシーンもこの分野で開発された機器が元になっているとか。


中身のないレビューになってしまいましたが、ご心配なく!お話の内容については、スピーカーのお二人にまとめていただこうと思っていますので、ご期待ください!


それにしても、自分の研究と異なる分野についてのお話を聞くというのは、発見だらけで、楽しいものです。自分でそう思えるだけでもBAP cafeを企画したカイがあったというものです(笑)


最後になりましたが、お忙しいところお越し下さったみなさま、どうもありがとうございました。ただ、申し訳なかったことは、予定よりも時間がオーバーしてしまい、みなさんにご迷惑をおかけしてしまったことです。次回は、2時間程度で終わるようにアレンジしようと思っています。また、場所を提供してくださいましたLAB-CAFEの皆様、どうもありがとうございました。

次回は、8月末~9月頭を予定しています。詳細が決まり次第、お知らせします。みなさんのご参加をお待ちしております。


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